当事務所創業時はマンションの新築工事の設計監理業務が主体だったのですが、いわゆるバブル崩壊を境に新築工事が減り、リニューアル工事の需要の高まりと共に修繕工事の設計監理業務へとシフトし、現在ではマンション大規模修繕工事の設計コンサルタントが主要業務となっております。
そんな中、大規模修繕工事に付随して管理事務所を新築する工事がありました。昨今はやりの木造建築です☆彡
今回は従来から建築されている木造軸組の平屋建てですが、ゼネコン等では木造木質の中高層ビルやマンションの計画・建設が行われています。木造と鉄骨造等を組み合わせたハイブリッド構造で、CLTという板の繊維方向を直交するように積み重ねて接着させた直交集成板等の木質系材料が使われています。
ということで、今回は木造平屋建て新築工事の監理現場をご紹介します😉
マンション等の中高層建築物はそのほとんどが、ラーメン構造という柱と梁で額縁(ドイツ語:Rahmen)のような四角いフレームを造り形成される構造体であるのに対して、今回の現場は在来軸組工法🏡 柱と梁に加えて斜めに設置する筋かいで構成された構造ですが、構造用合板を用いた耐力壁も採用しています。
低層マンション等では、この壁で構成された壁式構造の建物もあります。木造住宅では2×4(ツーバイフォー)という枠組壁工法がこれにあたります。
この他にも細分化すると様々な構造・工法がありますが、日本も欧米諸国の住宅のように古い建物に価値が出ると良いですね。
その手助けをしていくことが、私たち設計コンサルタントの役割でもあります!